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No.019 A11 MATILDA-1 キヤコン2003"モデルアート賞"受賞
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【歴史・背景】 1934年4月、イギリス軍参謀本部から陸軍に対して歩兵支援用の戦車の開発が通達された。製作はビッカース社が請け負い、最初の試作車(A11E1)が完成したのは1936年9月であった。サスペンション等は同社の旧部品を流用したが、エンジンはアメリカ・フォード社製の民間用(8気筒V型)を採用した。また、装甲は前面で最大65mmを誇ったが、車体はリベット接合で製作されていた(砲塔は鋳造)。武装はビッカース社製の7.7mm(あるいは12.7mm)水冷式機関銃のみであり、戦闘能力は当初から不足していた。最初の量産型は1939年2月に完成したが、既製部品を流用したわりには開発に時間がかかった。マチルダ1の初陣は1940年5月に始まったドイツ軍によるフランス進攻作戦「ファル・ゲルプ」で、ドイツ軍機甲師団に対し、その重装甲で一矢報いたとされる。しかし、コンパクトに切り詰められた設計では発展の余地も無く、生産は1939年2月から1940年8月まで行われたが、総生産数は138両にとどまった。現役後はイギリス本国で主に訓練用戦車として使用された。
【製作について】 |
No.018 Toldi IIa
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【歴史・背景】 ハンガリー陸軍トルディ軽戦車はスウェーデンで設計されたランツベルクL-60Bをライセンス生産したもので、1938年9月から38Mとして国産を開始している。ただし、武装は20mm対戦車ライフルとイギリスからライセンスを得て国産した8mm機銃に変更されていた。トルディIIaは、威力不足であった20mm対戦車ライフルを40mm戦車砲に換装したもので、1942年から1943年にかけてトルディI(80輌生産)、トルディII(110輌生産)のうち各40輌ずつが本車に改造されている。トルディ軽戦車は主にトランシルバニア地方(1940)や東部戦線(1941)などで使用された。
【製作について】 |
No.017 PanzerW ausf.E キヤコン2002"じゃぶ賞"受賞
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【歴史・背景】 4号E型はD型に続く生産型であり、主に防御力が強化されている.車体上部前面が30mmから60mmに、車体下部前面が30mmから50mmに、車体側面も20mmから40mmにそれぞれ強化された.また、砲塔がキューポラ、ハッチ等を中心に全面改修されており、起動輪もシンプルな形状に変わった.また、D型でアフリカ仕様として設置されたエンジン室のルーバーは、E型では標準装備となっている.E型にはD型同様、大きく初期型(D型改修を含む)と増加装甲板付きの後期型に分けられる.E型は1940年9月から1941年4月にかけて223両が生産され、バルカン半島や北アフリカ、ロシア戦線等で使用された.
【製作について】 |
No.016 FIAT ANSALDO P40
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【歴史・背景】 1940年、ソビエトのT34の衝撃を受けたイタリア軍は、従来より高性能な戦車"P40"の開発に着手した.数回の改良を経て1942年には試作車輌が完成するが、量産に移行したのは1943年の夏からで、1200両が発注されたのに対し、実際に完成したのはわずか21両であった.また、当初T34をコピーした水冷ディーゼルエンジンを採用する予定であったが、結局開発できず、ガソリンエンジンとなった.その後、ドイツ軍占領下において80両追加生産されたが、その半分はエンジンが積まれていなかった.P40はイタリア軍としては使用されておらず、主にイタリア本土に上陸した連合軍に対してドイツ軍により使用された.
【製作について】 |