#02 '00.09.10 |
パーツを乾かしているところですが、この状態までに@デザインナイフによるバリ取り、A熱湯による歪み修正、
B中性洗剤による洗浄といった工程を経ております.バリ取りの際、やはりレジンの材質が硬いのもあって時々
割れてしまって良く瞬間接着剤のお世話になりました.特に大きなバリを切除する際は慎重に作業する必要がある
でしょう(今回は小型鋸ではなくホットカッターを使用しました).熱湯による歪み修正後は水で冷やすのですが、
そうするとよけいに材質が硬化しそうに思うのですが、実際のところどうなのでしょうか?
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#03 '01.01.28 |
とうとう年を越しての更新になってしまいました.前回の更新を見ると、「いつまで乾かしとんねん!」という苦情が聞こえてきそうですが、
全国2千万人のゲテモノファンの皆様、お待たせいたしました.
ご覧の通り、大まかな組み立てが完了しました.レジンの場合、パーツさえ整ってしまえば組み立ては楽です.
歪みや隙間の修正など多少の手間はありましたが、比較的組みやすい方だと思います(少なくともソフビよりは).
主砲はマズルが付かない量産タイプを選びました.毎度の事ながら、黒く汚れているのは陰になる部分を先に塗装
してあるためです.こうやって形にしてみるとなかなか良いスタイルしてますね.
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#04 '01.02.04 |
レジン用のサフを吹き付けたところです.サフした後って形状が良く分かるので好きなんですよね.なかなか
シャープなモールドだと思いませんか? 特に板バネのあたりは絶品です.おそらく、インジェクションでは
不可能でしょう.このあとはいつものように隅々までブラック塗装の後、本塗装に入ります.そうそう、ヘッ
ドライトが埋まったままなのでリュータで削らないといけませんでした.
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#05 '01.02.10 |
P40の残っている写真で最も多いものが豹柄の迷彩塗装ですが、あまり好きではないので、今回はダークグリーンベースに
ダークイエローの斑点迷彩にする事にしました.事実、M13/40などでは斑点迷彩がよく見られます.写真は最初のダー
クグリーンを吹き付けたところです.このベース色には若干、黒を混ぜています.このあと、オリーブグリーンを少々混ぜた
色を軽く吹き付けます.ヘッドライトは今回はちょうど良い大きさのレンズが見つからなかったので剥き出し状態にします.
凹み加工はリュータで行いました.
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#06 '01.02.19 |
ダークグリーンのベースの上からダークイエローの斑点迷彩を加えました.グリーンとイエローの面積比率を考え、どちらが
ベース色なのか分かりにくいようにしたつもりです(何の意味もありませんが ^_^;).それからいつものようにラッカー溶剤
で溶いたパテを車体下部やサス構造物の下部、あるいはマフラーなどに塗布しています.マフラーへの塗布はちょっとやりす
ぎて大げさになってしまいました.
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#07 '01.02.24 |
レジンキットで一番難儀なキャタピラを取り付けました.今回は特に難儀でした.繋げてみると両側とも一枚分足りなかった
んです.お湯で熱して引っ張ったりもしてみましたが、どうしても足りません.しょうがないのでアイドラーホイールを少し
前方に移動して対処しました.従って、そのへんをよーく見ないように心がけることが肝要です(笑).あと、前回パテを塗布
した車体下部や足周りにダークアース等の土色をエアブラシで吹き付けています.
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#08 '01.03.03 |
もうお気づきとは思いますが、今回は組み立て以降、全て同じアングルで撮影を行っています.もちろん、イメージの変わり
具合をお見せしようと思っていたのですが・・・なかなか難しいものです.微妙に色合いが違っていて比較するにはちょっと
撮影状態が統一されていませんでした.今回はなるべく実際に合わせた撮影を行ったつもりです.さて、本題ですが、例によ
って今回もウォッシングを行ったあと、ドライブラシを行いました.吾輩は@トーンを落として古びれた感じを出すためと、
A全体の色合いを統一するために全体にウォッシングを行っています.これは一度やるとやめられないですね(笑).ドライブ
ラシはダークイエローに白を混ぜた色で行っています.さて、あとは仕上げの汚しをやって、いよいよ完成です.
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#09 '01.03.07 |
タイミング的に10万ヒット記念になってしまいましたが、全国20万人のゲテモデラーの皆さん、お待たせしました、完成です.
前回から加えたところは、@ライト内面塗り、A履帯汚し、B雨だれ表現、C全体に軽くサンド色吹き、
Dハンブロールの艶消し吹き、といったところです.今回も結局ほとんど無改造でしたが、
本物と比べてみてもなかなか良いスタイルしてませんか?
「クリルはくせ者」と聞いておりましたが、確かに履帯が短いなど組みやすいとは言えないキットでした.
しかし、完成後のフォルムには癖がなく、イタリア最終兵器としての貫禄を充分に表現できているのではないでしょうか(そーでもないか? ^_^;).
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