待望の、台湾。
2013.05.01-04



はじめに


サラリーマン特権のGW連休を利用して台湾(台北市)に行ってました。
なかなかカルチャーショックな出来事が多くて刺激になりました。

特に、とある温泉街にある「滝之湯」という温泉。
ガイドブックにも載っていたので期待して行ったところ、仕切りだけの入口を入ると、
いきなり浴槽が目に入ってきて、その真ん前に脱衣場らしきスペースと荷物置き場(鍵無し)がある。

男同士とは言え、大勢の人が風呂に浸かっている目の前で脱ぐのはさすがに少々勇気がいりますね。
ただ、「これこそ古来からの完璧な防犯システム」なのかと、ある意味、納得させられました。(笑)

しかも湯温がめちゃめちゃ熱い(50℃くらいあったかも知れません)。
周りの(現地の?)人は、平然とした顔して肩まで浸かってます。
何とか腰の位置まで浸かるも、誰かが動くたびに「やめてくれ〜」と心で叫ばずにはいられない。(笑)
5分と持たず、そそくさと退散。出た後もしばらく皮膚がヒリヒリしてました。
これは、身体にイイというよりも、根性が鍛えられるのではないでしょうか。(笑)

さて、これからしばらく幾つかの写真と共に台北の街をレポートしたいと思います。


初日(2013.05.01)


休暇を取ったとは言え、一応管理職という立場上(笑)、社給iPhoneを持参しましたが、
海外事業者とのローミングでネットやナビも使えたのは便利でした。(宣伝w)

交通機関といえば、タクシーやバスの多さもさることながら、原付バイクの多さも圧巻でした。
一般車の数は、全体の1割くらいでしょうか。台湾ではバイクが主な交通手段のようです。
信号待ちでも、ちゃんと一番前にバイク専用のスペースがあるんですね。

タクシーは、車体色が真っ黄色なのですぐに見分けが付きます。
初乗りも200円くらいで、手を上げていればすぐにつかまります。
観光立国を目指す日本もこれ位の値段にすればイイのにね〜。 

初日は故宮博物館を廻っただけで半日潰れました。
撮影禁止だったので写真はありませんが、精巧な工芸品や美術品など、膨大な数に圧倒されます。

故宮博物館から少し南下したところにある、台湾料理の店(店名失念)。
台湾ビールは口当たりが良くて、なかなか美味しかったです。
メニューも基本は漢字ですが、日本語でも説明があるので分かりやすかったです。

そこで、まず出てきたのは、豚の角煮。
巨大なケーキかと思いましたが、これをハサミで切断して分けるんですね。豪快です。
これは、めっちゃウマかった。
この後は、何食べたのか良く覚えてません。(笑) 

ホテルの窓から見た景色。
雑多な建物がひしめき合っている感じです。
それと、やはり貧富の差が激しい感じがしますね。

台湾に来てビックリしたのは、トイレ事情。
ほとんどのトイレで「紙を流すな」と書いてあります。
トイレそのものはウォシュレットだったりするのですが、
紙は備え付けのゴミ箱に捨てるのがルールみたいです。
おそらく下水管が細くて詰まることがあるのでしょう。
日本人には慣れないとちょっと抵抗ありますね。

そして、よく見かける間違った日本語の看板。
いろんな看板で突っ込みどころ満載でした。(笑)


2日目(2013.05.02)


台北市の南西部に位置する「龍山寺」です。

仏教だと思いますが、線香の煙がスゴイのと、色んな物をお供えするんですね。
代わりに日本では当たり前の賽銭箱は有りませんでした。
同じ宗教であっても、かなり風習や文化が違うんですね〜。

旧・台湾総督府、今は総統府と呼ばれています。
日本で言うと、首相官邸でしょうか。
上空から見ると、日本の「日」の字を模しているらしいです。

実はこの写真、正面からは撮影禁止らしく、このあと守衛に怒られます。(汗)
ですので、ある意味貴重な写真です。
勿論、内部も撮影禁止でしたが、何故か裏側はOKなんですね。
ちなみに、見学にはパスポートが必要です(一度、門前払いを食らいました)。

ここでは、日本語堪能な年配のガイドさんが台湾の政治的な歴史や日本との
関わり合いを分かりやすく語ってくれたので、非常に勉強になりました。
最後にガイドさんが「日本人は行儀が良く聞いてくれるので有り難い」
とおっしゃってくれたのは嬉しかったです。
こんなところでも国民性が出るんですね〜。

総統府近くのニニ八和平公園にて。
結構、色んな公園でリスを見ました。
人間慣れしてましたが、やはり近づくと逃げます。
ふと周りを見ると、エサをやっている人がいました。
どこの国でも同じですね。 

台北南部・中正記念堂駅から徒歩15分程度の場所にある「県泰豊」で飲茶。
ここは、ミシュランガイド5連連続で三つ星という有名店だそうです。

小籠包は中にスープが入っていて非常にジューシー。
かなり味音痴なオレでも「まいう〜」でした。
台湾はどちらかというと薄味なんですかね、北京料理に近いと思いました。

同じく台北南部にある中正記念堂。蒋介石を記念した建物。
内部には蒋介石ゆかりの展示物が陳列されてました。
執務室に座る本人の蝋人形は、すごくリアルで見入ってしまいます。

蒋介石は親日家だったことは有名ですが、日本との戦争は結局のところ、
両国の国力を下げるだけの結果になってしまったのは、残念でならないです。
蒋介石は共産党に追われ台湾に逃れ、日本はアメリカとの戦争に負けた。
全て裏で糸を引いていたのは、何を隠そう、アメリカなんですけどね。


3日目(2013.05.03)


台湾ビールを製造している工場内にあるビアガーデン「346」。
ビア樽が大量に積まれてある倉庫群の奥深くにありました。
時間が早かったせいか、お客さんはまばらでした。 
料理はおいしかったですが、346の数字の由来は、忘れました。^_^; 

台北市の南東にある「台北101」という台湾で一番高いビルです。
508mありますが、スカイツリーの方が高いですね。

ただ、ここのウリは「高速エレベータ」でして、入口の5階から展望台がある
89階まで37秒、分速1010mなんですね。だから「101」だそうです。
日本語の解説機もあったので、東西南北見ていて飽きませんでした。

何故か、サンゴの彫刻品がたくさん陳列してありました。
近くの海で捕れるのでしょうか。
良く解説を聞いてなかったので、不明です。(笑)

台北西部の川沿いにある市場外をブラブラ。
昔ながらの建物が並び、乾物やら豆やらの食材が並んでました。

この辺りは独特のハッカのようなニオイがします。
そういえば、香港のニオイに似てたなあ。。。

孔子廟、文字通り孔子が祀られている場所です。
日本で言えば、菅原道真が祀られる太宰府天満宮でしょうか。
ただ、夕方だったためか、人気は少なくガラガラでした。
青がとても綺麗な建物でした。

孔子廟を出て、近くの夜市をブラブラ。
野菜やら果物やら鶏肉やら、何でも売ってそうです。

適当に入った店で出てきた豆腐が、めちゃウマでした。 
ただ、一緒に食べたラーメンは、ごくごく普通でした。

最終日の夜は、京劇(TAIPEI EYE)を鑑賞。

電光掲示板で日本語訳も出ているので親切なのですが、
非常に見づらい位置に座ったので、イマイチ内容が分からず。

蛇の姉妹が通りすがりの男に恋をして結婚したまでは良かったけど
仙人みたいな老人に化け物であることを見抜かれて別れさせられる、
というような話だったと思います。(ホンマかいなw)

ただ、蛇軍団vs仙人軍団の戦いは見事で、剣を投げるわ蹴るわ
後ろ手でキャッチするわで、完全に口が開いた状態で圧倒されました。
あれだけでも見る価値はありそうです。
ちなみに一人1500円くらいだったかな。
(さすがに舞台の撮影はNGでした)

さて、台湾道中記(?)はこれで終わりです。
こうやってまとめておくと、あとで見ると楽しいかも知れません。

以上、台湾レポートでした。



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