#02 '98.05.10 |
例によってエッチングパーツの取り付けからです.写真は後部フェンダーと後部パネル、そしてマフラーです.エデュアルドのエッチングパーツは軟らかくて曲げやすいのですが、反面、シャープに曲げるのが難しいようです.特にフェンダー横の細長い部分を角が丸くならないように折り曲げるのに苦労しました.ショーモデリングの場合は裏側にも「彫り」が入っているので非常に組み立て易くなっています.その辺が値段の差なのかな?
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#03 '98.06.01 |
エッチングパーツによる小物の製作状況です.写真では分かりづらいですが、エデュアルドとショーモデリング、さらに純正のエッチングパーツのハイブリッドになっています.従って、かなり余りそうで、ちょっと勿体ないです.但し、純正のものは材質が硬くて折り曲げるのが非常に難しく、ほとんど使いませんでした.フェンダーは車体に取り付ける前に少しダメージを加えてみようと思います.
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#04 '98.06.07 |
前/後部のフェンダーを本体に取り付けたところです.ご覧の通り、前部フェンダーは基本的にイタレリ用であるためか、少々隙間ができてしまったのでパテで埋める必要がありました.このあと、ペーパーがけが必要です.また、砲身も基部に約5mmφの穴を開けないと取り付けられません.但し、このドラゴンのヘッツァー、各パーツの合いは非常に良いです.特に上部/下部はドンピシャでした.まあ、小さいから当たり前か.
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#05 '98.06.14 |
左右6枚からなるシェルツンです.エデュアルドのエッチングは柔らかく、写真のようなダメージを表現するのにはもってこいです(但し、最近のエデュアルドは硬い材質に変えたようです).大変だったのはシェルツンと金具を止めているボルトで、24個全部付け終わったときには疲労で心身ともシェルツンの如くフニャフニャでした.
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#06 '98.06.15 |
組立がほぼ終了し、全体にサーフェイサーを吹き付けたところです.スプロケットはキャタピラに合わせてフリウルのメタル製に換えました.ここまでくるのにやはり一月半かかってしまいました.やはり、チビチビやっているようではなかなか進みませんね.仕事と遊びの両立とは言いますが、私の場合は遊びと遊びの両立が難しい状態のようです.^^;
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#07 '98.06.17 |
今回はここでちょっと本体から離れてキャタピラに取りかかりたいと思います.使用するのは久しぶりにフリウル製のメタルキャタピラ、ご覧の通り、ホワイトメタルです.結構、モールドもしっかりしていると思いませんか? どうやって製造しているのか不思議です.連結方法は新型のワイヤー式で、脇にあるワイヤーを切って穴に通します.
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#08 '98.06.18 |
サーフェイサーを吹き付けたところです.メタルキャタピラの場合、エッチングパーツ同様、後の塗装の「乗り」を良くするためにこの工程は必須でしょう.しかし、こうやって見るとまるでキャタピラ生産工場です.
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#09 '98.06.19 |
艶消し黒を吹き付けただけです.これはタミヤの缶スプレーです.艶消し黒に少量の茶系色を混ぜても良いかもしれません.しかし、ウェザリングするとあまり変わらなくなるのと簡便さから今回も艶消し黒です.仕事もそうですが、手を抜けるところは抜きましょー! ^^; 次はいよいよ連結に入ります.
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#10 '98.06.24 |
最後の1個のキャタピラを連結しているところです.写真のようにワイヤーを挿入後、ニッパーで根元を切断します.簡単に見えますが、ワイヤーの挿入が結構大変です.時々穴が詰まっているものがあって、ラジオペンチでグッグッと押し込みながら挿入します.これを両側で約200個やるのは気の遠くなるような作業です.我ながらよくやりました.初めて自分をほめたいと思います.^_^;
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#11 '98.06.28 |
今回、キャタピラに苦労してます.写真はワイヤー脱落防止のために挿入口をパテで埋めたところですが、これが結構大変でした.パテで埋めるためにはワイヤーが長すぎてはだめで、長いものは引っぱり出して少し短くする作業が必要となりました.この作業をするのであればカステンの方が楽かもしれませんね.
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#12 '98.07.05 |
キャタピラと車体の下地塗装を行いました.前回のフンメルではグンゼのマホガニー(缶スプレー)を使用しましたが、今回はタミヤの水性アクリルで近い色を調合しました.レッドブラウンを基本にフラットブラックを少々加えていますが、マホガニーよりも若干暗い色にしました.
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#13 '98.07.08 |
今回はダークイエローの単色塗装で、基本を確認してみます(はっきり言って我流ですが ^^;)!まず、下地の焦げ茶の効果を生かすために、影を残すように注意しながらダークイエローを吹き付けました.混じりっ気無しのXF−60です.その上からハイライトとして白を少々加えたダークイエローを吹き付けています.どーでしょうか? 写真では分かりにくいですが、ちゃんと陰影が表現できましたよ.^o^)/
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#14 '98.07.10 |
ハイライトのウェザリングを先に行いました.混合比はダークイエロー:艶消し白=50:50位で、薄め液は加えません.あとはセーブル筆を使って角部をゴシゴシやるだけです.この時、色が出なくなるまで筆を紙にこすりつけておくのがポイントです.この作業、簡単そうに見えて結構時間がかかってしまいます.途中でやめられないのが辛いところです.
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#15 '98.07.12 |
ドライデカールによるマーキングを行いました.必要なマークを切り取ってボールペンの先などで擦り付けます.その後、デカールの保護紙を用いて上から更に強く擦り付けると完全に密着します.しかし、ドライデカールもウェットデカール同様に「白い縁」があるので、この部分も上から擦ることで目立たなくなります.マーキング後、ダークイエロー+白を薄く吹き付け、更に車体下部にはダークアース+艶消し黒を薄く吹き付けています.
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#16 '98.07.19 |
ウォッシングを行っているところです.私はいつもウォッシング専用のボトルを持つようにしています.ウォッシング液はほとんどがエナメル溶剤で、フラットブラックとレッドブラウンをほんの僅かずつ加えています.これを太めの平筆で慎重に全体を塗っていきます.溝部にはこの後、墨入れするようにしています.ちなみにこのワンショット、友人の撮影です.
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#17 '98.07.21 |
錆と雨だれを入れました.錆はエナメルで艶消し黒+フラットアース+ダークブラウンをそれぞれ1/3ずつブレンドしたものを使いました.錆の発生しそうなところをチョンチョンと汚していきます.雨だれにはパステル(黒+茶)を使いました.写真のように溶剤には溶かさず、そのまま少量を筆にとって擦り付けるようにして何度も重ね塗りします.失敗しても指で拭き取ることで多少は修正ができます.同様にシェルツン、キャタピラにも錆を入れていきます.ふぅ、身も心も錆びそうです.-_-;
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#18 '98.07.26 |
キャタピラを装着したところです.実はこの作業、非常に困難な作業でした.というのも、スプロケット(前駆動輪)にキャタピラのガイドピンが干渉して噛み合わないのです.仕方なく、前輪部のキャタピラのガイドピンを内側に曲げて無理やり噛ませました.同じフリウルなのに何故? さて、いよいよ次回はシェルツン装着して完成です.
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#19 '98.07.28 |
シェルツンとアンテナを装着しました.これで完成です.車体左側のシェルツンは一枚外した状態にしています.今回は単色塗装で基本について確認したつもりでしたが、錆び表現などの技法にも挑戦してみました. 次回は足周りの激しい汚れなどにも挑戦してみたいと思います.
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