2003

世界の中心で愛をさけぶ/片山恭一

2003.12.16(Tue)

柄にもなく恋愛小説を読んでみた。
作者は30代の人に青春を思い出して欲しい思いで書いた
らしいが、実は小中学生の間で多く読まれているらしい。

内容は、まあいわゆる学生同士の純愛物語なんだけど、
時間軸に対するストーリーの組み立て方が非常にウマイ。
冒頭から恋人の女性が既に病気で死んだあとになっていて、
そこから昔に遡ったりまた戻ったりと、ある意味忙しい。
時間を強制的に行き来させられているうちに、いつの間にか
2人と同じ時間を過ごしたような気になってしまうから不思議だ。

しかし、恋人が死に至るシーンは意外とあっさりと書かれている。
それだけに、予想できない悲しみが突然沸き上がってくる。
一番最後、恋人の遺灰を桜の散る風の中に散布する光景は
人生のはかなさというか、人間の薄っぺらさというか、
何とも言えない悲しいもので胸が一杯になった。
人間の生きた証とは、愛する人の心の中にある。
普段なら恥ずかしくて言えないような言葉も言えそうな気がする。

こんな感じは、ホント何年ぶりだろう。
久しぶりに青春の甘酸っぱさを思い出したような気がした。


その後の東洋医学 2003.11.24(Mon) 先日レポートした椎間板ヘルニア電気鍼治療(※1)の続報(完結編!)です。      8月後半から2ヶ月あまりの治療を受けた結果、完全に治癒(完治)致しました!!!  足かけ4年間苦しめられてきたこの病気から、たった2ヶ月の治療で解放されたこと  は、自分にとって今年最大のニュースであり、何物にも変えがたいものになりました。 せっかくなので、この体験をふまえて自分なりに感じたことなどをまとめておきたい  と思います。まず、いろいろな治療(※2)を受けてきてみてなんとなく分かってきた  のが、「ヘルニアの症状と痛み大きさは必ずしも一致しない」ということです。    私も何回もMRIを撮ってもらって(しかも写真を買い取ってまで)自分の椎間板状態  をまじまじと見てきたので、「この出っ張り(ヘルニア)が傷みの原因なんだ」とずっ  と思っていました。レーザー治療を受ける前もそうでしたが、結局はこの出っ張りを  取り除くか引っ込めるかしない限り、完全な治癒にはならない、と考えていました。  しかし、結局のところ、私の場合はレーザー治療では全く治癒せず、外科的な手術を  伴わない東洋医学により3年以上苦しめられた耐え難い痛みは次第に減少し、たった  2ヶ月間で全く痛みがなくなりました(※3)。                   で、素人ながらに推測しているのですが、ヘルニアの痛みは以下のような流れで発症  するのではないかと考えています(あくまでもイメージ)。               @長年にわたる姿勢の悪さ、長時間の車の運転などで、腰の神経に疲労がたまる。   A何かの衝撃がキッカケになり椎間板が圧壊する。                 B突出した椎間板(ヘルニア)が、腰の神経に接触し、痛みを発症する。       おそらく、@またはAだけの人は痛みを発症していないのだと思います。その証拠に、 最近の(ちらっとだけ見た)医学界の報告※では、MRIで大きなヘルニアが発見され  ているにもかかわらず、必ずしも痛みがあるとは限らない、ということです。     (※実に50%前後の人の椎間板に、何らかの異常変形が見られるそうです)     私の場合は、@長時間の車の運転などで腰に疲労がたまり、Aテニスによる急激な腰  のヒネリによって椎間板が圧壊、B神経を圧迫して痛みが生じた、と考えています。  であれば、ココが大事なのですが、必ずしも外科的(切開)手術によってAを取り除か  なくても、「@だけでも取り除けば痛みは無くなる!」ということです。       今回の電気鍼治療は、いわば肩こり治療のように「疲れがたまった神経を解きほぐす」 ような役割だったのではないかと考えています。「痛み」がなくなれば、ヘルニアは  治ったも同然です。完治した私でも、もう一度MRIを撮れば、間違いなくヘルニア  (出っ張り)は残ったままだと思います(たった2ヶ月で消失したとは考えられません)。 もし私と同じような症状(※4)の人がおられましたら、是非参考にしてみて下さい。  特にこれからレーザー治療や外科手術を考えているようでしたら、その前に東洋医学  も一考の範囲に入れても良いかと思います。                    なお、私が治療を受けた鍼治療院(東京)についてはリンクページに紹介してますが、  同じ治療を行っているところは東京を含めて福岡の2カ所しかないようです。遠方へ  の出張治療等は全く受け付けていないようですので、くれぐれもご注意下さい。    (勝手に紹介しちゃいました。先生ごめんなさい)                  (※1)                                     主にヘルニア、腰痛を専門に治療する電気的鍼治療の一種で、特殊なツボに極細針   を刺して低周波の電気刺激を与えるというものです(一般的に世の中で行われてい   る電気鍼治療とは異なるようです)。                      (※2)                                     保存療法(コルセット)やレーザ治療(2回)、ブロック注射を試みるも全く効果無し。 (※3)                                     治療を始めてから毎日「痛さ度」を記録してました(マメでしょ?)。その間2ヶ月   あまりの経過はこんなグフフになりました。                     :赤い線が痛さを表します。(治療前の状態を100としています)             :緑の逆三角形マークは治療を受けた日です。(およそ週2回のペースです)           グラフを見ても分かるのですが、治療直後は一旦かえって痛みが増すような傾向が   あります。それを繰り返していくうちに治っていく、といった感じでした。特に治   る直前はむしろ初期状態よりも悪い状態になり、「こりゃあかん・・」と泣きそう   になったこともありましたが、今考えてみればあれはヘルニアの「最後のアガキ」   だったのかなと思っております。                        (※4)                                     3年ほど前にテニス後の就寝前、伸びをした瞬間に右足全体に激痛が走り、その日   以降、右足裏側あたりを中心に突っ張ったような痛さ(痺れはありません)が続くよ   うになりました。長時間の同じ姿勢(立ち/座り)、車の運転等が非常に辛かったで   すが、生活に大きな支障が出る程ではありませんでした(軽度ヘルニアと診断)。  
東京モーターショー2003 2003.11.02(Sun) 腰の調子もイイので、さらに調子こいて行ってきました、ブーブーショー。 去年は入場者が少なかったらしいので、今年はよせばいいのに小学生は タダにしたせいで、ヒトヒトヒト&車車車、人と車が多いのなんの。。。 まったく、ただより高いものはないっちゅーねん。(使い方違う) 感想ですか、そうですね、ピレリーのおねーさんが一番キレイだったかな。 いやいや、スバルのオネーちゃんもブリリャント・プリティでした。 くるま? あれって飾りじゃないの? (by 明菜)
東洋医学 2003.09.26(Fri) 最近腰(ヘルニア)の調子が悪く、模型製作どころかネットサーフィンも ままならない状態なのですが、ちょっとだけ光が見えてきました。 東洋医学の力を借りようと思うのです。 具体的には鍼灸治療の一種で、お尻にある特殊な2つのツボに鍼を刺して 低周波電流を周期的に流すヘルニア専門の治療法で、鍼が上手くツボに 当たっていると足先まで刺激が伝わります(環跳穴というらしい)。 この治療法をここ1ヶ月くらい2〜3日おきに続けています。 状態は一進一退なのですが、明らかに効果があるようです。 一時は手術も考えたのですが、東洋医学も捨てたもんじゃないですね。 しかし、ツボって不思議です。 その病気に効くツボをどうやって発見したのでしょうか。 いわゆる「中国4千年の歴史」的に単に経験則なのか、 それともある程度理論的に考え出されたモノなのか。 それはそれとして、今回の場合、低周波の刺激で症状が緩和される ということは、これって肩こりを治すのと同じ考え方なわけで、 ということは、痛みの原因は神経の圧迫ではなくて、神経まわりの 血の巡りが悪くなっていたのが原因かもしれません。 (確かにヘルニアの大きさと痛み度とは相関がないらしいです) そうやって考えると、東洋医学って理にかなってるのかもしれません。 この治療法に関しては、またレポートしたいと思います。
ETC 2003.08.14(Thu) おカミは「イーテック」とか「エレクトリックTC」とかを愛称として 普及させようとしているらしいけど、いつものようにセンス悪すぎ。 こんな3文字なら「いーてぃーしー」の方が楽に決まってます。 国民をバカだと思っているのでしょうか(バカかもしれないけど)。 そんなことはともかく、先日、某カー用品店にて「助成金は今日までだよ〜」 の呼び水に誘われるがまま、愛車のRVRにETCを付けました。 取り付け費も含めて2万円くらいだったかな、そこそこかかりました。 しかし!、ハッキリ言ってコイツはGoooood!です(o付けすぎ)。 何がイイって、やはり料金所の通過が気持ちイイのなんの。 特に料金所が混雑している時、並んでいる車を横目に見ながらノンストップで 通過できるのは、日本中の信号が青に変わったかと思うくらい快感です。 助手席の連れも猿のごとくキャーキャー言って喜んでました。 まあ、うれしいのは最初だけだろうけど、 しばらくは料金所が楽しくなりますね、これ。(請求が怖い)
おなか 2003.07.14(Mon) 男って30歳を過ぎたくらいから、おなかが出てくる仕掛けに なっているんですかね。格好悪いので何とか引っ込めるべく、 腹筋と背筋を毎日寝る前に30回ずつやっておりました。その 甲斐あってか、最近は楽に腹筋も背筋も出来るようになって、 しかもおなかの筋肉が固くなっているのが分かるくらいになっ てきました。でも、肝心のおなかは出たまんまなんですよね。 つまり、おなかは出たまま固くなっただけでした。そして、 ベルトが余計に苦しくなりました(はち切れそう)。。。    あとで友人にその話をすると、長時間運動するなどして脂肪を 燃焼させる必要があるんだって。時すでに遅し、です。(泣) 
TDS 2003.06.14(Sat) 東京ビューティーセンターではありません(似てるけど)。 千葉、いや失礼、東京ディズニーシーにしぶしぶ行ってみました。 こういうところって、昔からテーマパークみたく、パビリオン、今で言う アトラクションってのが幾つもあって、何時間も並んでヘトヘトになった状態で、 5分くらいの上演を見て、クタクタになって来週の仕事に影響する、 そういうイメージがあったんだけど、それだけじゃなかった、ここは。 定時刻に開演される、広大なステージを使ったショーがすごかった。 ダンスを踊る彼ら&彼女らは選び抜かれたプロ中のプロなんだろうね。 それだけじゃなくて、園内の各所に設置された巨大なスピーカー、 観客の観る位置を考えたステージ構成、そして演出プログラム。 全てが観客を楽しませることを徹底的に研究している感じがした。 これなら5000円払っても損しないかもね。(初め高いと思った)
食あたり? 2003.05.19(Mon) 先週末あたりから、どうも腹の具合が良くないのです。 おまけに、ヒドイ時は熱が38度も出て、日本初のSARSに感染か!? と絶望していたのですが、熱は下がってきたのでそうではないようです。 原因はたぶん、会社で毎日食べてる仕出し弁当。 その日、会社のトイレはいつになくかなり混雑してました。 これからの季節、ちょっと弁当はやめとこうかな。。。。
かわいいオヤジ 2003.04.17(Thu) 先日、野暮用で実家に帰ったときのこと。 こたつに入ってテレビを見ていた私に、オヤジがニヤニヤしながら 「新しい電気カミソリ買うたぞ」となにやら得意げな様子。 今まで使っていたヤツがもう古くなったので買い換えたらしい。 で、次の日、すかさず「その新しいヤツ貸してーな」と頼むと、 「いや、まだ充電しとらんから。。。」だそーな。 なかなかカワイイぞ、オヤジ。(笑)
提督の決断I 2003.03.21(Fri) 提督の決断といえば、光栄の海戦シミュレーションとして 非常に有名なわけですが、現在30代で昔PC98には まった人は、このゲームの初代版をリアルタイムでやっ ていたのではないでしょうか。私も、もちろんその一人で す。大学の研究室で、同期(同士ともいう)と一緒に実験や ってる振りしながら徹夜でやったもんです。       先日、無性に初代版がやりたくなって、某オークションで 発見! 無理やり落札しました(かなり高騰しましたが)。 もちろん、NEC/PC98版なので、エミュレーターを 使って動かします。                  あえてモノクロにしたと思われる渋めでシュールなオープ ニング、(当時としては)繊細で美しいグラフィック、宇宙 戦艦ヤマトで有名な宮川泰作曲の完成されたBGM、そし て全てキーボードで操作するアナログな雰囲気・・・   しかし、何よりも私が惚れ込んだのは、ゲームのシステム です。先に空母を発見しないと殺られる!という緊張感。 これがこのゲームの最大の醍醐味であり、実際の艦隊戦を リアルに再現しているのです。(残念ながら、その後の版 では、その特徴は生かされませんでしたが。。。)    アメリカの独善チックなやり方で戦争秩序が変わりつつあ る現在、実は当時の戦争のやり方のほうが、当事者達にと ってスマートで理にかなっていたのではないでしょうか。
YMO 2003.02.12(Wed) イモ、ではありません。「わいえむおー」と読みます。 先日、ある新聞を見ていると、巷では密かに「YMO」が再燃しているのだとか。 売り切れ御免のそのタイトルは「Visual YMO :the BEST(DVD)\4,700」。 でもって、早速本日、仕事帰りにDVD屋に行ってみると、確かに売り切れごめんね状態。 いくつか店を当たってみて、やっと在庫残1枚のソレを手にしたのでした。 ガンプラにはまった世代、そう、80年代の初めくらいに中坊だった人間は おそらく知っているのではなかろーか、彼らの偉大さを。 坂本龍一、細野晴臣、高橋幸広、ATOKだと一発で変換してくれる(すげー)この3人こそ、 80年代初頭に日・米・欧をブルブル言わしめた脳みそズキュンなテクノポップスグループ、 それが、Yellow Magic Orchestra(YMO)なのである!(ギレン風に) 買ってよかった〜、このDVD。(号泣) 特に前半の海外ツアーの映像は貴重すぎます。 中坊の頃、この映像をどれだけ見たかったことか! ライブのレコードを聴きながら映像を妄想したもんです。 それにしても3人とも若い!若すぎる!(あたりまえだけど) 真っ赤な人民服でロックを演奏する彼らの映像は、今見てもセンセーショナル。 そして、ドラムを叩くユキヒロはやっぱ格好良すぎ! あのころドラムに興味を持ったのも、高橋幸広の影響があるんだよなー。 よく机を叩いて国語の先生に怒られたっけ。(遠い目) あと、当時のTVで流れたFUJIカセットのCMが超お宝! あの当時、録音メディアといえばまだまだカセットテープ全盛の時代で、 MAXEL派とSONY派とFUJI派に分かれてたんだよね。 当然、YMOフリークだった吾輩はFUJIカセット派! 「FR−II」とか言って分かるヤツは、同士と呼ばせていただく。(笑) ちなみに吾輩的には「COSMIC SURFIN'(Live)/細野」が、いっとー好きでごわす。 (RYDEENなんて言うヤツは、まだまだ甘い!) アルバム的には当然「TECHNO DELIC(1983)」でしょう。 (SOLID STATE SURVIVORなんて言うヤツは、そこそこ甘い!) さてさて、今宵は20年前を思い出しながら、テクノポップで胸キュンだな!(あほか)
太鼓の壁 2003.01.27(Mon) 相変わらずなんとかクビにならず太鼓学校に通ってますが、 最近、とうとう壁にぶち当たってしまった。 「ダブルストローク」というワザなんだけど、1回目のストローク の跳ね返りを利用して同時に2回ショットするというもの。 これが出来るとフィルイン(おかず)なんかでバリエーションが 増えるので是非ともマスターしたいんだけど、これが難しい。 師匠曰く、「英語の関係代名詞」みたいなもので、 誰しも経験する最初の壁らしい。 しかし、どんな道にも壁があるんだなぁー。 よし、迂回ルートで行くか。(笑)


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