1999


カレーシチュー

1999.12.15(Wed)

今日、お昼の社員食堂に珍しいメニューがあった。
それは「カレーシチュー」というもの。
この聞き慣れない食べ物は、おおよそ一般的な人間の想像では
「カレーのルーのことじゃねーのかー?」
となるわけだが、果たしてそんなことが許されて良いのだろうか。
吾輩は恐怖心を乗り越え、好奇心だけでこの奇怪な食べ物を頼んでみることにした。
出てきたソレは、誰が何と言おうと確かに「カレーシチュー」だった。
世の中そんなものだ。(笑)

飲み会 1999.11.23(Tue) 確かに飲み会というのは人との交流の場ということで人格の形成において大きなポテンシャルを 持っていると思うのですが、最近思うに、あまりこればかりに時間を費やしても自分の時間が持 てなくなり、場合によっては弊害もあり得るような気がしています.特に、同じ人間とばかり 飲んでいる場合はその傾向は強いでしょう.とにかく、人間が成長する場合には何らかの刺激が 必要で、マンネリ化してしまってはその効果も薄れると思うのです.「楽しければいいじゃん」 という考え方もあるでしょうが、そのへんを考えながら酒の付き合いをしてみるのも自分にとっ ては良いことかも知れません.                             
にいちゃん 1999.10.14(Thu) 先日、例によって自転車でフラフラと帰宅していると、前からおっかなそうなオヤジがやってきて 細い路側帯に電柱が立っていたので先に通り抜けようとすると、ちょっと無理があったのでオヤジ の足を止めてしまった.吾輩は気にせず走り去ろうとしたのだが、オヤジはムカッときたのか、 「にいちゃん、礼ぐらい言えよ、コラ!」 と、何ともガラの悪いお言葉を発されたのだった.いつもなら吾輩もここでムカッときて 「やなこった!」 などと捨てゼリフを吐いて急速離脱するでしょうが、今回は違った. オヤジの「にいちゃん」という単語に吾輩の脳下垂体&視床下部が刺激されたのだ. やはり三十歳を過ぎると身体の節々は痛んでくるし、だんだん歳を感じるようになる. 同期の連中も結婚していくし、その子供に「おじちゃん」呼ばわりされる有様だ. そこへきて、「にいちゃん」だ. この魅力的な単語が吾輩の心拍数と共鳴しないわけがなかった. つまり吾輩はオヤジに好意をいだいてしまったのだ. 告白こそしなかったが...(笑)
教育者 1999.09.23(Thu) 月、火、水と3日間、日○技連が主催するセミナーに行ってきました. 「有限要素法」という、技術分野で主に用いられる数学的な設計手法なのですが、 なかなか難しかった.てゆーか、サッパリわからんかった.^_^; 自分の頭の悪さを棚に上げて言うのも何だが、どーしてセミナーの講師という のは、こうも「教え下手」な人が多いのだろうかと思ってしまう. ボソボソと念仏を唱えるような教え方では聞いている方は理解できるわけがない. こっちは昨日まで企業の中にいて研究所でもない限りアカデミックな思考とは 無縁な状態であったのに、急に大学の講義をされてもついていけるハズもない. やはり、有能な教育者というのは「教える技術」も必要だと思う.
プールが好き 1999.08.10(Tue) 吾輩はどちらかといえば海よりもプールが好きで、 先日も年甲斐もなく豊島園に行って来ました. なんつーか、あの回るプール(別名、人間洗濯機)が好きで、 「何もしなくて良い」というのが精神的に非常に落ち着くわけです. 恐らく人間の細胞が潜在的に持っている海洋生物、 とりわけクラゲの本能が表面化しているのでしょう(なわけないか). しかしながら自分でも意外なのですが、何故か飛び込み台が好きなのです. 高・中・低と3段階あるのですが、さすがに高は怖いので、 いつも中からの飛び込みです(吾輩のしてきた人生の選択と同じ). 特に上手いわけでもなく、スリルを味わうわけでもないのですが、 何故か好きなんですよね. 恐らく人間の細胞が潜在的に持っている自殺願望が 表面化したものなのでしょう(なわけない).
教師の愚痴 1999.07.24(Sat) 先日、小学校の現役教師と話す機会があったのですが、さんざん愚痴を聞かされた. かなりストレスがたまっているようでしたが、彼女の言うところはいちいち尤もでありました. 例えばこんなことがあったそうな... ある男子生徒が授業中に先生の話を聞かないので注意したところ、明くる日に親が怒鳴り込んできて 「それはウチの子の個性だからほっといて下さい!」 と言われたらしい.何とも、聞いて呆れる話だ. 個性と躾(しつけ)がなってないことを履き違えてしまっている. 我々の世代は昔、悪さをすれば教師の往復ビンタを食らったものである. 悪さが過ぎれば、両方のこめかみの毛を上に引っ張られて体を浮かせる「ニワトリの刑」 などという極刑もあったものだ.(笑) 吾輩もかなり刑を食らった方で、その内のいくつかは今でも記憶に残っている. そして、殴られる度に「して良いことと悪いことの判別」が徐々に 身に付いていったような気がしていた. 今では頭をポンと叩いただけで「暴力教師」である. これでは、子供に道徳を教えることは不可能だ. しかも今では教師と親の立場が全く逆転してしまっている. 教師に対する尊敬の念が全くない. 塾の講師かそれ以下になってしまっているのではないだろうか. 学級崩壊するのも当たり前である.
円筒内の恐怖 1999.06.21(Mon) 先日、MRIの精密検査を受けてきました. 初めての経験で少し緊張したのですが、なによりあの狭い筒の中に閉じこめられるのが怖かった. 焼却場に入れられる遺体になった気分です. スコン、スコンとリズミカルなコンプレッサーの音がこだまする自分以外誰もいない部屋で、 一人筒の中に入れられる気分は余り良くありません. 「では、測定を開始しますので動かないで下さい」という外部からの声がして しばらくすると「ポポポポ・・・」とか「ジジジ・・・」のような 大きな音がしたのでビックリしました. 特に「ビーッ、ビーッ」という大きなブザーのような音は怖かった. まるでウルトラ警備隊の出動要請音です. 「このまま居てはヤバイのでは? イヤ、動くなと言われたしな・・・」 と不安になっていると、今度は「ダダダダ・・・」というまさに機関銃の音がしてきました. 「ここは戦場か?!」... 眠ることもできない長い時間がこうして過ぎていくのでした(約30分かかりました). 検査の結果を今日知らされたのですが、やはり予想通り「椎間板ヘルニア」だそうです. 但し、軽度であるとのことで手術の必要はないとのこと. コルセットを着用していれば治るでしょう、だそうです.あー、かっこわるー.-_-;
静岡にて 1999.05.22(Sat) 毎年この時期に「静岡ホビーショー」なるイベントが開催されているらしく、 吾輩もちょっくら行ってみました.寝坊したのと予想以上に遠かったのとで かなり遅い到着になってしまいましたが、まだその熱気は残っていました. 規模的には東京モーターショーに及ばないものの、人口密度という点では確 実に上回っていたのではないでしょうか、とにかくすごい人出でした.   初めに訪れたところは、各模型メーカーなどのブースが集まったフロアで、 タミヤを初め、グンゼやドラゴンなど新製品や展示物などを見ることが出来 てなかなか良かったです.しかし、最も吾輩の目を引いたのは中央にセッテ ィングされた休憩コーナーの異様な光景です.そこではファーストフード店 が商売をやっていて、ハンバーガーやらジュースなどを買って食べられるの ですが、座って休んでいるのはほとんどが子連れの母親ばかり...子供は 辺り構わず走り回っておりましたが、母親の方はというと岸に打ち上げられ たヒトデのようにウダ〜っとしてました(笑).対照的に父親はというと、周 りにある展示物を真剣に見入っていたり、ラジコンで遊んでいたりと大はしゃ ぎ.まるで子供です.                         しかしこの光景、良くデパートやスーパーマーケットなどで見かけませんか? ただし、父親と母親の様相は逆ですが...(笑)            
ヘルニア 1999.04.16(Fri) やっと病名がはっきりしました.「椎間板ヘルニア」だそうです.何とも気持ち悪い名前です. 初め聞いたときもう終わりだと思いました.なんでも、スポーツをやっている人は30歳代前 半からこの病気になる人が多くなるそうです.                      この「椎間板ヘルニア」という病気、背骨同士を繋ぐジョイントの役目をしている椎間板と呼 ばれる軟骨が、何らかのショックや姿勢の悪さが原因で外にはみ出し、そこにある神経を圧迫 して痛みを生じさせるらしいです.怖いくらいリアルな模型を使って先生から説明を受けたの で、良く理解できました.                               この病気になったきっかけは実ははっきり覚えていて、テニス練習日の夜、足の激痛で目が覚 め、そのまましばらく足が攣ったままの状態になり、それ以来ずっと痛みが残ったままなので す.初めは「いつものことだからそのうち治るだろう」と考えていたのですが、2ヶ月経って も3ヶ月経っても治る気配がない.さすがに心配になって近くの整形外科に行ってみたところ、 「腰からきている可能性があるね」と以外にも足ではなく腰の病気であるようなことを言われ ました.そこでもっとちゃんと調べてもらうために総合病院を紹介してもらい、再度診察した 結果、前述のように病名がはっきりしたわけです.ふ〜、さすがに歳を感じましたね. -_-; ただし、まだ100%そうだと言えるわけではないようなので、再度6月にMRIによる精密 検査を受ける予定です...もう、輪切りにでも何でもしてくれい! ^_^;        
さんぱつ 1999.03.27(sat)  かなり髪が長くなってきたので久しぶりに髪を切りに行って来ました. いつもと同じ近所の散髪屋です.東京に来て以来、ずーっと同じ散髪屋 です.ここの良いところは薄利多売というか、安い上に設備が10台ほ どあって非常に回転が速いのです.カットなんてあっというまで、寝る ヒマもありません.でも、ちゃんと言った通りに出来ているんですよね. その辺はもう信用しきっています.                  ただ、その後の洗髪がちょっと荒いというか、まるで芋でも洗うかの ようにやるんですよね.まあ、マッサージも兼ねていて気持ちいいので 許せますが...マッサージは髪を乾かした後にも頭をポカポカとやっ てくれるのですが、これも一歩間違えると喧嘩になりそうです.散髪屋 だから許せるものの、知らない奴に頭をポカポカやられたら「なにさら しよんじゃい、われー」てなことになるだろーなー...        などと、考えているうちに綺麗さっぱり終わっているのでした.   
クラクションの恐怖 1999.02.23(Tue)  私の愛車RVRも今年の3月でちょうど3年になります.なんだか日本国の法律では 買って3年目に「車検」なるものを受ける義務があるらしく、しょうがないので受ける ことにしました.先代のシルビアの時はユーザー車検代行会に頼んでやってもらったの で、今回もそうすることにしました.なんと言っても、手数料が安くて手軽なのです. しかし、今回は重量税が高かった.あと10kg軽けりゃ1ランク下で13000円も 安くなるのに! 「私が降りてもダメ?」と念のため聞いたが、「ダメ」らしい.T_T ちなみに、手数料込みで101400円でした.                   今日は車検の終わった愛車を取りに行ったのですが、ピカピカになっていて驚きまし た.「さすが10万出しただけのことはあるなー」などと訳の分からないことを呟きな がら帰ろうとしたところ、「この辺は一方通行が多くてややこしいから、先導しますよ」 とのお優しいお言葉.店のおじさんが先導してくれることになりました.        確かに世田谷の住宅街は細い一方通行が多く、知っている人でも迷いそうな感じです. 「私をまこうとしてるんじゃないのか?」と思うくらいクネクネと住宅の密林を抜けて いくと、突然目の前に大きな川のような環状七号線が見えてきました.前を先導するお じさんは「ここを右だよ」と右のウインカーを数回点滅してくれました.おじさんはそ のまま左折しようとしたので、私はお礼の意味を込めて「プップッ」っとクラクション を2回鳴らしました.するとどういうことでしょう、おじさんから返ってきたクラクシ ョンは「プップップップップ」と5回だったのです.私は帰りの道中、そのクラクショ ンの意味をさんざん考えましたが、いくら考えても「あ・い・し・て・る」にしか聞こ えません.ちょっと怖くなったので、あれは「ありがとう」とか「さようなら」なのだ ろうと自分に言い聞かせはしましたが、どうしてもあの忌まわしき言葉が頭について離 れなくなってしまいました.もしかして私の鳴らしたクラクションを「す・き」と受け 取ったんじゃ? などと背筋の凍るような想像をしながらの帰途の道のりは、ずいぶん と長いものに感じられました.                           2年後の車検は別のところへ頼もうかな....-_-;              
スノーボード 1999.01.24(SUN) 昨日、今日と苗場に行って来ました.今年のボードはこれで2回目です. 苗場はCMでも宣伝されていて超有名なのでメチャ混みかと思っていましたが、 意外にリフト待ちも少なく、びっくりしました. やはりスキー&スノボー離れが進んでいるのでしょうか? やる人間にとっては嬉しいことです. それにしてもこのスキー場の雪は超良質です.微かに石油の臭いがするので、 ワックス系のものを混ぜた人工雪なのでしょうが、 パウダースノーで滑りも抜群です. さすがCMで人を集めるだけのことはありますね、お金かけてます. 来週は北海道のキロロに行って来ます. スノーボードって楽しいですよ.


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